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職人技 craftsmanship

手から手へ受け継ぐ

着物を蘇らせる職人の技術

教科書には載っていない、情熱によって育まれた知恵と技。そんな熟練の職人たちの手で日本中に眠っている着物に命を宿し、新たな持ち主に繋ぎます。

目先の利益に囚われず、10年20年先を見据えたメンテナンスをする。それが私たちの信念です。

着物の状態に合わせた細やかなメンテナンス

wake up kimonoに集まる着物は種類も状態もさまざま。
熟練の職人と深い繋がりのあるwake up kimonoだからこそ、最も着物が生きる方法をご提案できます。
一点一点丁寧に状態を確認し、最適な技術を施します。

  • 染み抜き

    生地や染めの状態、シミの成分を見極め、最適な方法で染み抜き・修復を行います。

  • 染め替え

    一度反物に戻し、色を染め替える技術です。ご年齢やお好みに合わせて染め替えることで、思い出はそのままに全く新しい味わいが生まれます。

  • 刺繍

    糸がほつれたり、解けてしまったりしている刺繍をお直しします。手刺繍やミシン刺繍によって、どうしても取れないシミや傷を隠すことも可能です。

  • 素描き

    手描きによって筆で柄づけをする技法です。繊細な模様だけでなく、顔料を用いたダイナミックなアイテムもあります。

  • 洗い張り

    着物を解いて反物の状態に戻して丁寧に手で洗う技術。風合いを取り戻し、新品同様に蘇ります。

  • 丸洗い

    着物は解かずに全体を洗いあげる方法。清潔で適切な薬剤にこだわり、真心を込めて洗います。皮脂などの油汚れがすっきりキレイに。


  • 端縫い(はぬい)

    洗い張りや染め替えなどの際には必須の工程です。端縫いができる職人はごくわずかで、専用のミシンも大変希少です。

  • 仕立て(寸法出し)

    着姿の美しさに影響するお仕立て。国内の一級和裁士が体型にぴったりの寸法に仕上げます。解くことを考えた高度な技術力。身丈や裄の寸法を変える、仕立て替えも可能。

  • リメイク

    美しい着物や帯の生地を使ってバッグなどの小物にリメイク。余す所なく使い切る日本の知恵。生地の特質や柄行にぴったりの素敵な小物に仕上げます。